約定用語辞典

約定日【やくじょうび】

マーケット(株式市場・外国為替市場)で注文が執行され売買が成立した日のことをいいます。すなわち、買い注文または売り注文が成立した日のことを指します。なお、ローンでの約定日とは、契約に基づき決められた毎月の返済日をいいます。

約定書【やくじょうしょ】

とりきめたことを記して当事者間に取りかわす証書。

約定済み【やくじょうずみ】

売買などの契約・約束が済んでいること。

約定価格【やくじょうかかく】

約定価格は、「約定値段」とも呼ばれ、マーケット（市場）で執行された注文の売買が成立（約定）した価格のことをいう。すなわち、売り注文が成立した時の価格と、買い注文が成立した時の価格のこと。本用語は、株式取引、債券取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引、CFD取引など、資産運用全般で日常的に使われる。また、テクニカル分析において、過去の約定価格である、始値、高値、安値、終値の四本値が基本データとなり、チャートが作成される。

約定代金【やくじょうだいきん】

約定代金は、売買契約において、執行された注文の売買が成立した代金のことをいう。すなわち、買い注文または売り注文が成立（約定）した時に、約定代金＝約定値段×約定数量で計算され、手数料や消費税等を加味した受渡代金とは異なる。本用語は、株式、債券、投資信託など、資産運用全般で日常的に使われる。なお、一般に投資信託においては、口数と基準価額を掛けた金額のことであるが、買付時に信託財産留保額を負担するファンドでは、口数×（基準価額＋信託財産留保額）が買付約定代金となり、売却時に信託財産留保額を負担するファンドでは、口数×（基準価額－信託財産留保額）が売却約定代金となる。

約定値段【やくじょうねだん】 約定値段は、「約定価格」とも呼ばれ、マーケット（市場）で執行された注文の売買が成立（約定）した値段のことをいう。すなわち、売り注文が成立した時の値段と、買い注文が成立した時の値段のこと。本用語は、株式取引、債券取引、先物・オプション取引、外国為替証拠金取引、CFD取引など、資産運用全般で日常的に使われる。また、テクニカル分析において、過去の約定値段である、始値、高値、安値、終値の四本値が基本データとなり、チャートが作成される。 約定利息【やくじょうりそく】 当事者の契約によって生じる利息。 約定利率【やくじょうりりつ】 約定利率とは、当事者の契約によって定められる利率のことをいいます。利息制限法によって制限を受けています。 約定返済【やくじょうへんさい】 「毎月いくら返済する」というような契約時点において取り決めてある毎月の返済額・返済方法のことをいい、約定弁済とも呼ばれています。返済方法は「元利均等返済方式」「元金定額リボルビング方式」「残高スライドリボルビング方式」など、さまざまな種類があります。